巣ごもりの週末に向けての読書
巣ごもりには読書はもってこいということで、書棚にある本を適当に紹介します。 個人的なfacebookにアップしたものをコピペしただけですし、個人的な感想です。
こういう状況だからヘビーな本を読むのも良いかもしれません。
なので、本棚から適当にピックアップしたものを紹介しましょう。2つとも大きな事件について語られています。とても興味深いものになっています。
福知山線事故の方は元新聞記者さんが書かれてて、多少被害者寄りなんだけれども、JR西側の誰かを殊更糾弾するでもなく、問題を整理されてる印象です。その冷静さが逆に情緒的です。かなり響くものがあって途中何度か天井を見上げるような時があります。
もう一方は論文のような硬いものになっていて、世界で起きた大惨事が何故起きたか、それには現場や上役が情報を隠蔽しようとした側面があるんじゃないか、という点を考察しています。ただ非常に読みやすくまとまっています。
世界の事例を見ていくと、思想や宗教の違い、教育水準や豊かさなんて関係なく、大惨事はどこでも普遍的に起こりうるものだというのがわかります。
何年後かにこうしたレポートが出てくるでしょうし、今回の総括というのもやはりしなきゃいかんのでしょう。面倒ですね。ホント面倒です。
その時のために知見というのを広げておくのもまた必要かと思います。フラットに物事を見ていきたいですね。ですが、できればこんなこと経験したくないってのが本当のところだったりします。
大人ですからね、しっかりしないといけないんですよね。子どもに2020年はこういう年で、こういう問題があったというようなことを誰を攻撃するでもなく、事実をなるべく正確に伝えられるようになりたいものです。